使いやすく電気コードの長さを調整

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  収縮チューブを利用しての電気コードの接続      トップへ

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半田付け後、熱収縮チューブ処理コード

 家電の修理などで電線のサイズ詰め・延長などで電線を切った後には、接続箇所を安全につなげなければいけません。

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感電注意!!

 接続部分が露出していると、ショートや感電、ブレーカーが落ちる、最悪の場合火災になる場合があります。この様なことを防ぐために、接続箇所を完全に覆わなければなりません。

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 以前は接続箇所に絶縁目的でビニールテープを巻いて覆っていましたが、時間が経つとテープの粘着部分がネバネバ溶け出ししてきて銅線がむき出しになります。また本体のビニールが経年劣化で硬化して柔軟性が失われパリパリになり剥がれる場合があります。できるだけ安全に接続し、長期間保護できる様にするにはどうしたらいいかを考えてみます。

  接続の注意点

    1. 使用中に抜けない様に両方の電線を固定接続する
    2. 接続部分が他のコードとショーしないこと
    3. 不用意に触って感電しない様、接合箇所を絶縁処理すること

 最近は、経年劣化が少なく、その部分を加熱することで、素材が縮みぴったりフィットしてくれる、パイプ形状の「熱収縮チューブ」があります。
 使い方は、覆いたい部分より少し大きめにカットして、接続前に必ず電線に通しておくことです。安全のためにむき出しになった電線同士が接触して、ショートしないように、接続箇所を段違いに配置して、抜けないようにハンダ付けで確実に固定します。接続後にその部分に収縮チューブを、接続箇所に移動します。その接続箇所を、ドライヤーで加熱すると縮んで覆ってくれます。冷えた後は元の硬さに戻るので、保護のほかに補強の役目もしてくれます。
 ここで使った収縮チューブは、一般の電気コード用では6mm径で縮むと3.2mm〜5.4mmに適応します。一緒に写っているものは、4mm径で対応サイズは、2.1mm〜3.6mmとなっています。購入する時は使う電気コードの径を計っておいて下さい。

  
半田ごてと線状ハンダとハンダペースト 右は収縮チューブ

  ハンダ付けで電気コードの接続をする      トップへ

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まず、最初に熱収縮チューブを電気コードに通しておきます。 右は互い違いにカットし被覆を剥いた状態

  電線同士が接触しない様に抜け難く加工      トップへ

ElectlCodeConnect2 ElectlCodeConnect2
互い違いにコードを合わせ、ねじり合わせます。後に抜けない様に半田付けをします。

 電気コードをつなげる時には、絶縁された接続コネクターを各線に使ってもOKです。しかし、この収縮チューブを使えば絶縁できます。この場合コードを接続する時にコード同士が接触してショートない様に、長さを互い違いにして接続しておくと安全です。
 接続の前に、必ず収縮チューブは繋ぐ前にコードに通しておいて下さい。さもないと、また接続を解かなければいけなくなります。この後銅線をねじって、ハンダ付けをします。

※ご注意!:同じ長さのねじり接続のビニールテープ巻きでは、発火の危険性があります。(NITE実験で発火)
リンク>NITEサイト:製品安全ガイド 暮らしに潜む危険(pdf)

   熱収縮チューブで覆う      トップへ

 次に、ドライヤーを用意します。収縮チューブをハンダ付けした箇所を覆うように移動します。ドライヤーの熱を充てると徐々に縮んできます。縮んでしまうと移動できなくなりますのでドライヤーを充てる前に、熱収縮チューブの位置を確認してください。

熱収縮チューブで接続箇所を覆い、ドライヤーで加熱します。
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通した熱収縮チューブをドラヤーで温めます。 温度が上がってくると徐々に縮んできます。
チューブが右に寄ってしまっていますので、加熱する前に位置は要確認です。

 写真では撮影の為にコードを下に置いていますが、チューブがずれないように手で持ってドライヤーの熱風を満遍なく当てます。
すると段々チューブが縮み始めます。裏面も満遍なく加熱します。チューブ全体がフィットしてきたらここでスイッチを切ります。この時点では、チューブが熱くなっていて、とても柔らかいので、整形したい場合はこの時にやります。常温に戻ると硬くなります。補強も兼ねますので、かなり安心な接続方法だと思います。

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